その見積り書、大丈夫?外壁塗装工事の見積りを読み解く3つのポイント!

外壁塗装にあたって、お得で質の良い工事をする方法はたった一つ。複数の業者から合い見積りを取り比較すること以外ありません。

しかし、見積りを比較するにも最低限の知識がなく値段だけで選んでしまっては、安かろう悪かろうの悪徳業者に流れてしまうかもしれません。

そこでこの記事では、見積り書を読み解くための3つのポイントについて解説したいと思います。

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数量をチェックしよう

外壁塗装の合い見積もりを取ると、業者により数量の誤差は必ずあります。多少なら積算方法の違いによるもので気にする必要はありませんが、他の見積りより20%以上多い場合は要注意です。

外壁面積の基準は延床面積×(1.1〜1.5)

平屋、2階建て住宅の塗装工事の場合、外壁の面積は建物の延床面積×(1.1〜1.5)が基準です。例えば、延床面積100㎡(約30坪)の住宅なら外壁面積は120〜140㎡ほどです。3階建ての場合は同じ延床面積でも壁の量が多くなりますので、1.9倍ほどになりますが。

この係数は建物規模が小さいと高くなりますが、あまりに乖離している見積りは利益を上乗せしている可能性があります。

仕様を見比べよう

リーズナブルな見積りでも、安価で寿命が短い塗料を使っていては、長い目で見ると割高かもしれません。金額だけでなく、工事の仕様を見比べる必要があるのです。

塗料のグレードとメーカーを把握

とはいっても、知識が無いとどれが高価な塗料で、どれが安価な塗料なのか分かりませんよね。塗料の種類やメーカーは山のようにあります。塗料の詳細は別途解説しますが、見積り書を読み解くためには以下の2点だけ頭に覚えておいて下さい。(塗料の詳細はこちら)

  1. (安価・低耐久)アクリル→ウレタン→シリコン→フッ素→無機(高価・高耐久)
  2. 塗料の3大メーカーはSK化研、日本ペイント、関西ペイント

塗料の種類はあくまで大まかな区分ですが、見積りを比較する目安にして下さい。塗料メーカーは他にも沢山ありますが、上記 3 社の塗料ならひとまず安心していいでしょう。逆に「当社オリジナルの塗料だから安い」などと提案する業者は要注意です。

メーカー、商品名、塗装仕様まで書いているか?

塗料の種類、メーカーだけでなく、見積り書に塗料の商品名・塗装仕様まで記載があることが良い見積もりの条件です。

例えば「シリコン塗装」と記載があっても、ローコストなシリコン系塗料を使うのか、ハイグレードなシリコン系塗料を使うのか判別できません。

商品名まで記載があれば、メーカーのホームページから「設計単価」を知ることができます。設計単価は言わば「メーカー小売希望価格」のようなものなので、これより20%前後安いのが適正な単価と言えます

項目をチェックしよう

外壁塗装工事の見積り書には、いちばん大きな外壁や屋根塗装の他に、軒天・庇・樋・鉄部など様々な項目が記載されています。こうした付帯部分の表記には業者ごとにブレがあり、確認が必要です。

表記がない項目は含まれているか確認!

例えば、雨樋塗装が別の業者では別計上されていて、本命の業者では表記がない場合「雨樋塗装は外壁に含まれていますか?」と確認したほうがいいでしょう。「ここもやってくれると思っていたのに!」なんてトラブルの防止になります。

また、そんなに古びていないと思っていても、塗装工事を終えて外壁がピカピカになると施工していない部分は目立ってしまいます。

付帯部分の仕様も確認!

付帯部分は、養生をして色や塗料の種類を変えて塗り分けるから別項目で計上されているものです。外壁に込みで表記しているなら、塗料の種類や色は変わるのか、変えないのならそれで問題無いのか確認しましょう。

しっかりした業者なら、スラスラ答えてくれるはずですよ

まとめ

外壁塗装工事の見積り書をチェックする際のポイントは以下の通りです。

  • 「数量をチェック」2階建てまでの場合、外壁面積は延床面積×(1.1〜1.5)が基準。
  • 「仕様をチェック」安価な順にアクリル→ウレタン→シリコン→フッ素→無機、3大メーカーなら安心。
  • 「項目をチェック」付帯部分も含まれているか?仕様を分けているか?

見積りをしっかり見比べて、良い外壁塗装工事をして下さいね!