外壁塗装はDIYで安く上がる?外壁塗装DIYのメリットとリスクを徹底解説!

外壁塗装工事はどんな良心的な業者に依頼しても、決して安い買い物ではありません。一方で、近年は大規模なホームセンターも普及し、プロが使う塗料や道具も手軽に手に入るようになりました。

となると、外壁塗装もDIY (Do It Yourself) でリーズナブルに工事したいという方も多いのではないでしょうか。実際に DIY がどういう場合に適しているのか、外壁塗装の DIY のメリット・デメリットについて解説していきましょう。

外壁塗装 DIY のメリット

まず最初に、外壁塗装 DIY のメリットを検証していきましょう。

DIY のメリット①:コスト削減

別記事素人でも簡単、良い外壁塗装業者を見つける3つのポイント」 でも触れたように、外壁塗装工事は人件費が大きなウエートを占めています。職人が1日働けば、ざっと18000円〜21500円ほど人件費がかかります。

この分を自分で作業して削減出来れば大きいですね。

DIY のメリット②:作業員が立ち入らなくていい

外壁塗装の工事期間中は、当然ながら朝から夕方まで作業員が出入りします。住み慣れた我が家に知らない人がウロウロするのは、ちょっと落ち着かないものですよね。

また、質の悪い業者に依頼してしまうと、残念ながら身だしなみやマナーがなっていない作業員が少なからずいるのも事実です。

DIY で自分で塗装をすればそんな心配は無縁です。

DIY のメリット③:我が家に愛着がわく

ある意味最大のメリットは、苦労して自分で塗装すれば「我が家により一層愛着がわく」ことかもしれませんね。

外壁塗装 DIY に潜む3つのデメリット(リスク)

外壁塗装のDIYはメリットばかりではありません。あなたの大切な身体と建物を損なってしまうかもしれない、重大な3つのリスクが潜んでいます。

安易に取り掛かる前にぜひご一読下さい。

外壁塗装 DIY のリスク①:危険

外壁塗装は高所作業をともなう危険な工事です。足場は継続した取引の無い個人で依頼すると割高ですし、ハシゴや脚立ではどうしても無理な態勢での作業になってしまい、ハシゴごと転倒してしまう……なんてことになりかねません。

足場を依頼したとしても、狭い足場内での作業は想像以上に慣れが必要です。不慣れな作業は踏み外し、転落の原因です。

危険は転落だけではありません。塗料に含まれる有機溶剤は中毒や引火の可能性もある危険なもので、業として扱う際は講習の受講や資格の取得が義務づけられています。もし、扱いを誤って火災を発生させてしまったら、あなただけでなくご家族や近隣まで危険にさらしてしまいます。

外壁塗装 DIY のリスク②:品質

上記のとおり、塗料自体はホームセンターでも手に入ります。しかし、下地の種類や状態によってどんな塗料を使うか選定しなければなりません。適合しない下塗り剤を使うと後々剥がれの原因になります。

また、塗料には現場で調合が必要な2液型と、そのまま使用できる1液型があります。当然扱いやすいのは1液型ですが、その分耐久性は同価格帯の製品と比べて劣ってしまいます。

さらに、外壁塗装には洗浄やケレンなどの下地処理が重要です。下準備がきっちり出来ていないと塗料がしっかり密着しませんが、個人でプロの業者と同じ下地処理をするのは難しいでしょう。

なんとか塗料を用意して下地処理したとしても、熟練しないと塗料を垂れやムラなく均一に塗るのは難しいものです。

外壁塗装 DIY のリスク③:結局高くついてしまう

外壁塗装を自分でやる場合、確かに人件費や塗料代は浮かせるかもしれません。しかし、ハシゴや洗浄機、工具などをたった1回の工事のために購入しようと思うとかなりの金額になってしまいます。

また、不慣れな作業で隣地に塗料を飛散させてしまうこともじゅうぶん考えられます。謝って済むなら幸いですが、自動車に塗料が付着したらあっという間に数十万の弁償につながります。

DIY の塗装は前述のとおり品質も心配です。もし DIY の塗膜が剥がれてきて業者にやり直しを依頼する場合、不良塗膜を全部剥がす費用が余分にかかってしまいます。

このように DIY の外壁塗装は結局割高になるリスクをはらんでいます。

まとめ

以上のように、外壁塗装 DIY にはメリットもありますが「危険・品質・割高」の大きなリスクが潜んでいます。よほどの覚悟と経験がない限り、大掛かりな全面塗装工事は信頼できるプロに任せたほうが得策でしょう。

しかし、可能な範囲での小規模なメンテナンスや修繕は建物の寿命を延ばすのに効果アリです。詳細はこちらの記事 「外壁のメンテナンス。汚れる原因と正しく洗う方法」で紹介していますので、あわせてご覧ください!